雑記
www.ntv.co.jp ■脚本:ひかわかよ 撮影:野村昌平 照明:東憲和 音楽:Jun Futamata 演出:狩山俊輔 で、制作会社は ケイファクトリー。坂元裕二の『Mother』の制作協力でもあり、劇中にその映像が登場する。■1995年のオウム真理教事件、1996年の上智大生殺…
最高の離婚 DVD-BOX瑛太Amazon■2013年1月期にフジテレビで放映された『最高の離婚』を観ました。最近のドラマはたいがい1クールで終わるので、一気見しやすいですね。1クールといっても、実際は10話か11話しか無いので余計に、さらっと観られる。離婚したか…
■NHKの演出家、中島由貴といえばこれまでも結構いいドラマを撮っていて、いまやっている大河ドラマ『光る君へ』でメイン演出を務めているけど、まあベテランですよね。■なかでも印象深いのは劇作家の前田司郎の独特のシュールさとかダメ人間への共感とかがユ…
『エルピス』以前の佐野Pの代表作だった『大豆田とわ子と三人の元夫』 ■佐野Pが制作したTBS『カルテット』を一気に観て、当然カンテレの『エルピス』も観ているので、その間に挟まった本作『大豆田とわ子と三人の元夫』も当然見逃せないわけです。■放送当時…
Mother 1 (河出文庫 さ 31-3)作者:坂元 裕二河出書房新社AmazonMother作者:坂元 裕二河出書房新社Amazon■坂元裕二の代表作ともいわれる2010年の『Mother』全11話を一気に観ましたよ。最近のドラマは1クールといっても、実際は10話くらいしかないので、見易い…
■これまであまりテレビドラマは熱心に観ていなかったのですが、このところ主に渡辺あやの力作が続くので、そこから徐々に後追いでカバー範囲を広げているところです。そのなかで気になったのが、テレビドラマの映像スタイル、というかいわゆる撮影の見栄え、…
■『光る君へ』は冬野ユミの音楽が秀逸な出来で楽しいですね。宮廷らしくバロック風味に加えて、NHKなので当然ジャズ的な要素まで盛り込んだジャンルレスな広範囲な作風で、NHKなのでウッドベースの重低音もボンボン弾みます。■冬野ユミは、NHKの内田ゆきPや…
第1話 偶然の出会いに隠された4つの嘘Amazon■坂元裕二って、いまでは大御所ですが、個人的にはトレンディドラマの書き手という印象で時代が止まっています。何十年前のこと?て感じですが、実は坂元裕二はバージョンアップしていたのでした。■初期のヒット作…
■X JAPAN(旧 X)の1989年のヒット曲「紅」。有名曲ですが、個人的にはほとんど意識したことはありませんでした。なにしろヘビメタなので、ドカスカうるさくて、何を歌っているのかわかりませんからね。ところが昨今、いろんなところでフィーチャーされて、…
週刊真木よう子 Blu-ray BOX真木よう子Amazon■『エルピス』で大根仁の演出が秀逸だったので、なんとなく昔の深夜ドラマを見直してみようかと思いたち、なぜか『週刊真木よう子』を借りてきました。たまたま最寄りのビデオ屋にあったのだけど、なんで?多分誰…
光る君へ 前編 NHK大河ドラマ・ガイド作者:大石 静NHK出版Amazon 女性の「立て膝」は下品なのか? ■NHK大河ドラマ『光る君へ』はついに平安時代をとりあげたこと、最近はなぜか深夜アニメなども書いていたけど基本的に活きの良い女性を描く大石静が脚本を…
■中波放送のAMの番組は、幼い頃から毎日のように聞いて育ちましたが、その頃聞いていた浜村淳(!)とか桜井一枝(!)がいまだに現役なのは驚きです。昭和は生きている!もちろん、その頃はナショナル(!)のポータブルラジオなんかで聞いていたので音質は…
八甲田山死の彷徨(新潮文庫)作者:新田次郎新潮社Amazon■なんで今さら読んでいるのか?という感じですが、今読んでも示唆の多い記録文学ですね。■第三十一連隊は、雪の八甲田山で全滅した第五連隊には途中遭遇しなかったと(嘘を)言い切ってしまったため、…
大日本帝国の興亡〔新版〕3──死の島々 (ハヤカワ文庫NF)作者:ジョン トーランド早川書房Amazon■ずっと前に買ったまま積読状態だったけど、この機会に読み出すと止まらなくなって一気に読みました。1巻、2巻も面白かった記憶があるけど、いよいよガダルカ…
■「新しい学校のリーダーズ」ってご存知ですか?なんとなくyoutubeで目にしていた気もするのですが、ちゃんと聴いたのは今日のことです。■「新しい学校のリーダーズ / ATARASHII GAKKO!」それは、「個性と自由ではみ出す4人組ダンスヴォーカルユニット」のこ…
はじめに 細川涼一による紀要論文 丘美丈二郎とはどんな人だったのか 丘美丈二郎が東宝SF特撮映画にもたらしたもの そして田中友幸のテーマ主義 資料 参考 はじめに ■みなさんは丘美丈二郎という名前をご存知でしょうか。東宝特撮映画に馴染みのある方はご存…
■お知らせです。かねてからkindleで電子書籍を出版している『超特撮』シリーズですが、何年ぶりかでvol.3を出したいと思います。■先日『ウルトラマンブレーザー』の放映が始まり久しぶりに特撮熱に火がついたし、そうこうしているうちに山崎貴の『ゴジラ -1…
その場所に映画ありて プロデューサー金子正且の仕事作者:正且, 金子,たけし, 鈴村ワイズ出版Amazon■実はたまたま中古で安く入手してそのまま積読だったのですが、やっと読めました。金子正且は「かねこ・まさかつ」と読みます。まず読めませんよね。■藤本真…
半落ち (講談社文庫)作者:横山秀夫講談社Amazon■映画は封切り時に観ていたのですが、原作小説をやっと読みました。妻を殺して自首した警官は素直に自供するけど、なぜ完落ちではなく、半落ちなのか?アルツハイマーを発症した妻を殺害して、自首するまでの二…
襲来 上 (講談社文庫)作者:帚木蓬生講談社Amazon襲来 下 (講談社文庫)作者:帚木蓬生講談社Amazon■大映映画『日蓮と蒙古大襲来』を観て、なんとなく気が行かないところがあり、補完する意味で小説を読みましたけど、ちょっと思っていたのと違いました。かなり…
■もうじき田口清隆がメイン監督をつとめる『ウルトラマンブレーザー』の放送が始まるので、応援記事を投入しておきたいと思います。田口監督がメインということは、当然軍事要素多めで、リアル志向になると思われますが、田口監督のそうした嗜好に関する面白…
■みなさますでにご存知のことと思いますが、少し前からgoogleのAdSense広告を再開しています。正直なところ僅かな収益なので、以前にいったん中止としていたところですが、今後記事投入の頻度も大幅に増える見込みなので、はてなの有料コースの料金をがんば…
■先日国会図書館のIDをもらったので、いろんな資料が自宅で参照できるようになりました。戦後の混乱期に発覚してスキャンダルな社会問題化した「舵子事件」を描いた幻の映画『怒りの孤島』については、当ブログでも記事を出していますが、映画公開当時の反響…
隔週刊 東宝特撮映画DVDコレクション (40) 世界大戦争デアゴスティーニ・ジャパンAmazon■映画評論家の佐藤忠男は日本の映画評論界の重鎮で、先日大往生されたところですが、個人的に映画評論家としてはもっとも尊敬している人でした。もちろん、思考の枠組み…
■本日、国立国会図書館関西館で利用登録をしてきたので、いろんな資料が参照できるようになりました。早速ネット経由で貴重な資料が入手できました。往復時間が3時間くらいかかりましたけど、利用登録じたいは10分くらいで終わりました!ネットで本登録をす…
海底大戦争 スティングレイ コンプリートボックス [DVD]東北新社Amazon■なんとなく観始めたら止められなくなったので、『海底大戦争 スティングレイ』についても備忘録を残しておきます。■オリジナルはオープニングがバリー・グレイのマリンビル基地のテーマ…
www.youtube.com ■『キャプテン・スカーレット』って、子供の頃にも観たことがなくて、今回初めてオリジナル版を観ましたが、これかなり変なドラマですね。明らかに歪な世界観とドラマ。■まずミステロンと呼ばれるエイリアン(火星人?外星人?)が全く姿を…
今週のお題「読みたい本」■先日、五木寛之の『内灘夫人』という小説のことを知りました。浦山桐郎の『非行少女』が内灘闘争を背景としていたので、なにか内灘闘争について書かれた本がないかなと探っていると、まさにぴったりな小説があったというわけです。…
午前十時の映画祭13 プログラム: キネマ旬報ムックキネマ旬報社Amazonasa10.eiga.com ■今年も午前十時の映画祭が開催されていますが、その中からこれぞという作品を紹介しましょう。というか、個人的に絶対に観に行きたい作品を挙げました。つまり、個人的な…
【最終更新 2023/6/15】 ■日本では1964年に「海底大戦争スティングレイ」として放映されていたジェリー・アンダーソン製作の「Stingray」ですが、公式サイトで第1話が観られます。昔観たのは再放送で、もちろんトニー谷のナレーション付きのもの。あれはあれ…