リアルな社会派心理サスペンス!NHKドラマ10『燕は戻ってこない』を追跡中!#07更新

(1)出演者|石橋静河Amazon■今期のNHKドラマが意欲作だらけで、既に一部で話題になっているけど、実際凄いことになっていて、どんな突然変異が起こっているのだろう?■『虎に翼』は相当な意欲作であることは理解できるけど、劇としての面白みに欠けるとこ…

今になってやっと理解できた異色の心理劇『噂の二人』

噂の二人 [DVD]オードリー・ヘプバーンAmazon 基本情報 The Children's Hour ★★★☆ 1961 ヴィスタサイズ 109分 @DVD 感想 ■あらすじは、以下の記事で書いてしまったので、省略。大昔にたぶん2回観ているが、どうも陰気で地味な映画で、失敗作という印象だっ…

杉咲花と安田顕のドアップ対決!『朽ちないサクラ』

朽ちないサクラ 公式シナリオブック徳間書店Amazon 基本情報 朽ちないサクラ ★★★ 2024 スコープサイズ 119分 @イオンシネマ京都桂川 原作:柚月裕子 脚本:我人祥太、山田能龍 撮影:橋本篤志 照明:打矢祐規 美術:我妻弘之 音楽:森優太 監督:原廣利 感想…

戯曲レビュー:虚言癖少女が二人の楽園を破壊する!リリアン・ヘルマンの有名傑作『子供の時間』

リリアン・ヘルマン戯曲集作者:リリアン ヘルマン新潮社Amazon■図書館にリリアン・ヘルマンの戯曲集があったので、読んでみました。リリアン・ヘルマンて、ほとんど忘れられた作家のような気がしますが、戦う女性作家の元祖という気がします。自伝も有名です…

安岡のおばちゃん、遂に死す!『カーネーション』備忘録⑤21-22週

第21週「鮮やかな態度」(演出:盆子原誠) 117回 鮮やかな態度尾野真千子Amazon■昭和41年、北村は心斎橋の良い物件を買わないかと糸子に持ちかけるが、糸子は乗り気でない。一方、長女に洋装店を渡そうと思っていたのに、心斎橋で店を出すと言い出し、思…

戯曲レビュー:浜辺の民宿を舞台に展開する壮大な海洋SF『海繭の仔』

■以下の戯曲アーカイブを探っていて発見した戯曲です。岡山大学の歯科博士の河合穂高の作で、第6回せんだい短編戯曲賞最終候補になった作品。でも、中身は立派なSFなので、本来ならSF短編小説として書くのが普通だと思うところ、あえて戯曲にしたところが捻…

ひたすら凡作、単なる凡作『アサルト13 要塞警察』

ASSAULT ON PRECINCT 13 (2005)Amazon 基本情報 Assault on Precinct 13 ★★☆ 2005 スコープサイズ 110分 @DVD 感想 ■『ロスト・フライト』がなぜかなかなか上出来だったので、ジャン=フランソワ・リシェ監督の昔の映画を借りてみましたが、いたって普通の…

ふつうに「縞模様のパジャマの少年」観ておけばいいんじゃない?さすがに眠い『関心領域』

関心領域作者:マーティン エイミス早川書房Amazon 基本情報 The Zone of Interest ★★☆ 2024 ヴィスタサイズ 105分 @イオンシネマ京都桂川 感想 ■アウシュビッツの強制収容所の隣にのどかな庭園と居宅を構えて、壁の向こうから不穏な物音が聞こえてくるなか…

安岡のおばちゃん復活!そして娘たちが自立してゆく『カーネーション』備忘録④15-20週

#15週「愛する力」(演出:田中健二) 81回 愛する力Amazon■パンパンに成り果てた奈津を救えるのは、彼女が唯一こころを開く、安岡のおばちゃんだけや!(「ゴジラを倒せるのは、キングシーサーだけじゃ!」の今福正雄のイントネーションで!)糸子は永ら…

趣味の良いホラー・アンソロジー『南から来た男 ホラー短編集2』

南から来た男 ホラー短編集2 (岩波少年文庫)岩波書店Amazon■岩波少年文庫のシリーズ前作『八月の暑さのなかで』が秀逸だったので、第二弾も買いましたが、そのまま積読になっていたものです。実は少し前に読んでいたのですが、ほとんど記憶に残っていなかっ…

赤川次郎のホラーはなかなか侮れない『怪奇博物館』

怪奇博物館 (角川ホラー文庫)作者:赤川 次郎KADOKAWAAmazon■赤川次郎はときどき純粋な怪奇小説を書いていて、実はいくつか傑作があります。本書は半分が怪奇ミステリーで、半分が純粋怪奇小説です。怪奇ミステリーの方は正直噴飯ものだったりしますが、怪奇…

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