2021-07-01から1ヶ月間の記事一覧

暴走姐御降臨?否、暴走するのはサンドラ・ブロックではなく路線バスと地下鉄だ!『スピード』

ちなみに、暴走するのはもちろんサンドラ・ブロックではなく、路線バスや地下鉄であって、サンディー姐さんではありません。

君は帰山教正を知っているか?お手伝いさんは映画フリーク!『おゆきさん』

主人公のおゆきさんは大変な映画マニアで、中学しか出ていないけど、人生で大切なことは映画で勉強したというツワモノ。あなた、帰山教正って知ってますか?映画藝術協会ですよ!

演劇青年・今村昌平の信仰告白か?『「テント劇場」より 盗まれた欲情』

「せやけど、芝居は稽古で決まんのだっせ。血いたらして、噛んで含めて、練り上げんならん舞台でっせ」「もうええわい、釈迦に説法しさらす気かい?」

怪獣島から還ってきた小野田さん!『キングコング 髑髏島の巨神』

ベトナム戦争の終結時期を設定して怪獣たちの歴史と人類の現代史をリンクさせた刺激的なアイディアなのに、それが十分に生かされず、小ネタにとどまったところが、やはり残念で食い足りないと初見時に感じたところだが、改めて再見すると、やはり戦争がテー…

女の視点から戦争を相対化する!けど、冗長なのが玉に瑕!『執炎』

日本映画名作100選に入ったりする関係で(といってもかなり昔の100選だけどね)、日本映画史的には必見の映画なので、過去にも観たし、アマプラに入ったので改めて観たけど、巷間言われるほどの映画だろうかというのが素直な印象。

いつか来るその日のために!安保挫折世代に贈る現代のメルヘン『街に気球があがる時』

「川本くん、去年の6月15日の夜はどうしてた?」安保闘争の機動隊との衝突で女子大生、樺美智子が死んだ夜、ノンポリの川本はバイトで疲れて寝ていた。丸根女史は当然安保闘争のデモ隊の中にいた。「静かだわ、まるで百年もたってしまったみたい」

舞妓はんの東京の休日!『東京ナイト』

日活名物、というか笹井英男プロデューサー名物、エレキ歌謡映画の一作で、前作『二人の銀座』が好評だったらしく、こんどはカラー映画に格上げされた

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