「台湾有事」勃発!あなたならどうする?『零日攻撃 ZERO DAY ATTACK』#4まで(ネタバレ有り)

零日攻撃

零日攻撃

  • シエ・イーフェン
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■これはいい記事だったので、必読。作品に参加するにしても、命がけなのだ。よう作ったな!
www.cinra.net

わたしはパワープレイの女! #1 戦争か平和か

■近未来の台湾。次期総統に決まった台北市長は中国に対して毅然とした独立姿勢を訴えるが、党内では基盤が弱く、党長老はすでに中国共産党にすり寄っている。そこに市長の息子が誘拐される事件が発生する。。。

■期待していた大作ドラマだけど、いきなり初回からかなりエグいポリティカルフィクションをカマしてくるので、本気度がうかがえる。実にリアルな政治ドラマなので、感服しました。日本では、できまへん。。。

■平和を訴える層は、「中国は一つ」「台湾併呑歓迎」「一国二制度受容」をスローガンに、戦争を避けるためには中国へ統一されることを歓迎するとアピールするけど、これは中国共産党の情報戦の一環でもあり、次期総統は戦争は避けたいが、独立維持を主張し、中国との安易な妥協はしないという姿勢。

■ただ、政治的な基盤の弱さを払拭し、起死回生のために、掟破りのえげつない(汚い)謀略を仕掛ける。正直、何年かぶりで、えー!?と声が出ました。すげー!

袋小路の恋人たち! #2 ショーザイ

■恋人を妊娠させたチャラい青年は、真面目に働こうとする矢先、勤め先を首になり、悪友の紹介で、AGM自衛団(偽装反中組織!つまり中国共産党の手先!ややこしい!)のパトロンの男に庇護されることに。。。

■原題は「蛇仔」で、蛇の仔が脱皮して、本物の蛇になる。という寓意になっている。凄いね。赤い蛇(日野日出志じゃないよ!)だよ。その時、青年は何を選択し、どんな行動をとるのか?実に、救いのない酷いお話で、これもビックリ。

■前作に比べると、普通の台湾の青春映画を見ている感じで、演出も演技もこなれている。多分、監督が違うのだろう。脚本もオーソドックスによく出来ている。

■ただ、怒りを表現するのに、物を蹴っ飛ばしたり、心理的ダメージを表現するのに、嘔吐したり、これは台詞で語るよりは映像で見せる高級(?)な描き方とされているけど、さすがにいまどきステロタイプな見せ方で、工夫がないので、もうやめたほうがいいよ。確かに、書きやすいし、撮りやすいし、観客の感情にアプローチしやすいんだけどね。

戦争はすでに始まっている! #3 放送中

■女性ニュースキャスターのもとに、昔の彼氏で、いまや中国の半導体メーカーの重役(?)の男(高橋一生)からコンタクトがある。謎の大規模ネット遮断が起こるなか、中国共産党に拘束されている社長にかわって、その娘が生放送で重大な事実を暴露したいというのだが。。。

■またまた硬派なお話で、ああ、言っちゃったよ!というストレートな内容。まあ、なんとなくみんなが思っていることは事実だと暴露する話。要は、メイドイン中国のICチップには、党の指示で穴が仕込んであり、電子機器から個人情報を窃取するし、任意に停止を含めて操作できるという話。しかも、民生品だけでなく台湾軍にも納入されているし、米国経由の産地偽装を目論んでいるという。今回もエグいね!

■なんというか、リアルすぎて、反論の余地もありませんですね。やってますよね、実際。

■今回も前回に続いてメロドラマで、世代があがって、大人のメロドラマになりました。台湾の俳優はさすがに知らないけど、高橋一生は日台混血の日本人という設定で、さすがに、細かいリアクション芝居をたくさん仕込んでいる。演出もそこは生かしていて、助演として、受けの芝居をガッチリ見せる。クライマックスだって、見せ場はニュースキャスターと女重役だから、実はあくまで地味な助演なんですよ。でも、ちゃんと細かいニュアンス芝居で、いい仕事してますよ。日本の役者代表としてね!

エッチなシーンはいらないヨ! #4 心理操作

■ユーチューバーの娘がイケメン(AI)とコラボするが、そのバックには中国共産党の資本が。という話だけど、これは残念作で、なにがしたいのかよくわからない。

■英語タイトルが「MIND FUCK」なので(?)文字通り、彼氏とまぐわったり、AIのイケメン(AIですよ!)ともまぐわい、一体何を見てるのかという困惑に包まれる。主演の女優が波瑠にそっくりなので、なんだか赤面しますね(?)。

■終いにはAIと結婚してウクライナ終戦後の近未来)に移住するというSF展開になるけど、残念ながら相当に上滑りなエピソードでした。残念。
(続く!)

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