■昭和27年の「白鳥事件」の白鳥警部射殺事件は共産党が犯人とされたけど、冤罪だとの反論があった。警察の提出した証拠は、かなり杜撰だったらしい。けど、やっぱり共産党の仕業だったというのが、現在の認識らしい。五全協時代の共産党が武装闘争路線を追求した時期、北大生を中心として「中核自衛隊」が組織され、ほぼギャング団並みの暴力沙汰を起こしたけど、やっぱりその一環だったらしい。そもそもこの事件、あまり知らなかったので興味深かった。昭和24年頃に国鉄で鉄道事故が頻発したのは、国鉄労組を狙ったレッドパージのためのGHQのG2とかCICの謀略ということは、多分そのとおりだろうけど、この事件は、確かに筋が違うね。純粋に当時の共産党の跳ね返り事件らしい。
■そこに、札幌信用組合の理事某氏がCICや右翼団体とコネクションがあって怪しいという噂があって、その人物像が奇っ怪なので非常におもしろいけど、こんなこと書いて大丈夫なのかという書きぶり。なにしろ、昔のことだからなあ。家族や親族や遺族は、怒るとおもうけど…
■「ラストヴォロフ事件」も興味深いけど、「革命を売る男 伊藤律」で伊藤を二重スパイと推測したが、名誉回復の動きもあるようだし、このあたりはほんとに事情が複雑すぎて、何が真相なのか、完全に霧の中ですわ。
■そうそう、1948年の米陸軍長官による「ロイヤル声明(ロイヤル答申)」について、忘れてたなあ。1947年のGHQの「二・一ゼネスト中止命令」から「逆コース」は始まったけど、1948年に「日本を反共の防壁に」(さらに、日本を極東の軍事工場に)という明確な方針転換があって、「東宝争議」があって、「逆コース」が本格化するわけですね。そして、1949年には「下山事件」「三鷹事件」「松川事件」などのGHQ謀略事件の多発を招くと。まあ、属国だからといって、やり放題ですね、米国!(まあ、共産主義陣営も粗暴だったけど…)
