新九州遺産「三池炭鉱・光と影」

■120年に及ぶ三池炭鉱の歴史の中で、囚人や与論島民や朝鮮人や中国人が酷使された事実を教えてくれるドキュメンタリー。特に与論島からの働き手に対する差別(ゴンゾウの仕事しか与えられず、給金も囚人より低かったという)の存在は、九州地方以外ではあまり認識されない事実だろう。
■しかし、当然存在したはずの被差別部落民の問題を完全にスルーしているのは、異様な感じがする。九州地方ではまだ部落問題をタブー視しているのだろうか。
■このドキュメンタリーを観ると、先日読んだ東宝の没脚本「火焔人間」のイメージする世界観がより理解できる。