SONYのプリメインアンプの往年の名機、TA-F333ESRは未だ健在なり!

■久しぶりのオーディオネタです。SONYの往年のプリメインアンプのヒット商品、TA-F333ESRを中古で買って、いまだにサブで使っているのですが、最近「ソースダイレクト」で聞くとバリバリとノイズが入ったり、音が歪んだりする状態を発症していたので、久しぶりに開腹してメンテナンスしてみました。

■といっても、カバーを開いて、ソースダイレクトスイッチ付近のホコリをエアで吹き飛ばし、接点洗浄剤を吹き付けただけで、部品を外したりはしていませんが、効果はテキメン、ノイズや音の歪みは一掃されました。持ち前の元気のいいエネルギッシュなサウンドが蘇りました!やっぱりいい音!

SONYのアンプはパーツの組み立てがシンプルで、メンテナンス性に優れており、素人でも結構メンテできるのがありがたいですね。中古で購入当初よりトラブルがありましたが、開腹してちょっとした手入れをすれば復活するので、大したものです。おかげで、なかなか手放せないですね。いまメインでヤマハの安いアンプを使っていて、涼やかで嫌味がないし、使い勝手が良いのでほとんど不満を感じないのですが、音楽のエネルギッシュさは、やはりSONYのコイツが秀でていますね。

■ワイドレンジではないし、高音域はあまり伸びないし、音数は多くないので、ハイレゾには馴染まないと思いますけど、音が太いタイプのアンプで、昔の音数の少ない音源には非常に相性がいいので、60~70年代の歌謡曲ロック系の音楽は痛快に鳴らします。低域の出にくい密閉型のスピーカーもバリバリ鳴らしますよ。

■さらに、強力なトランスのおかげで低域の瞬発力があるので、映画を見るのにもぴったりで、かなりメリハリの聞いたオーディオ表現になります。ホラー映画やアクション映画を観ると、ちょっとうるさい程です。でも、そうじゃないと映画鑑賞には向かないのですが。

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