二人の世界 ★★☆

二人の世界
1966 スコープサイズ 91分
NHKBS
脚本■小川英、松尾昭典
撮影■岩佐一泉 照明■藤林甲
美術■中村公彦 音楽■嵐野英彦
監督■松尾昭典

■これはかなり昔に観ているはずだが、ほとんどお話を憶えていなかった。しかし、それもむべなるかなという感じの残念作。

裕次郎の過去を知る寡黙なギター弾きが浜村純というのは面白い配役だが、さすがに演奏シーンに無理があり興ざめだし、正直なところ物語の作りこみはかなり杜撰。長崎ロケも低予算が透けて見えるし、日活ムードアクションとしては成功作とはいいがたい。主題歌は間違いなく名曲なんだけど。

■見所は浅丘ルリ子の華奢な体から発散されるパッションの圧力で、これは例によって裕次郎の存在感を凌駕するレベルなのだが、作劇的にヒロインが暴走しないように枷をはめている。しかし、ルリ子の雰囲気、これ誰かに似ていると思ったら、真木よう子にちょっと似ている。


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