「週刊真木よう子」ねえ・・・

■見てますよ「週刊真木よう子」。先日の「中野の友人」は山下敦弘らしいじっくりと腰の座った演出でちょっと泣かせる小品だったのだが、「おんな任侠筋子肌」とか、下手なギャグに付き合わされて、真木よう子の素材の良さが活かされていないのは残念だよ。

真木よう子

■昨今の厭な風潮で、巨乳ばかりクローズアップされているようだが、真木よう子はどう見ても正統派の美人女優なのだから、その演技力を生かす方向で作品作りをすべきではないか。

■大根仁の「TORA　TORA　TORA」は、多分タランティーノの映画などを意識したものだろうが、ダメOLの会話のあまりのくだらなさにはちょっと笑ってしまう。なんでMAXですか？そんなに人気あるのか？４人のダメOLの勘違いな会話と大暴走をゆるーいタッチで描き出すが、会話シーンはもっとカットを細かく割ってもらわないとリズム感が出ませんよ。

■真木よう子自体は、ちょっと年齢が微妙だが、アイドル映画の主演だって務められる素材なのだから、もっと素朴に美人役を演じてほしいものだよ。