ウルトラマンマックス#11

 金子修介特技監督も兼ねた話題作ですが、ヴァリカムによるミニチュア撮影の限界がまざまざと露呈して、ミニチュアというよりもオモチャ丸出しのミニチュアワークに冷や汗をかかされました。
 同じ美術装置でもこれまでどおり16ミリでハイスピード撮影ができていれば、かなりボリューム感のある見せ場になるはずなのですが。
 いっぽう、クライマックスのアントラーとの格闘はスモークによる空気感もうまく出ており、CGを極力使わないという演出方針もあって、クラシックな風格があったのはさすが。

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