dele/ディーリー 第3話

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■1,2話を見逃したけど、第3話は傑作ですね。脚本:青山武、監督:瀧本智行です。瀧本監督は『氷の轍』がテレビドラマながら完全に映画のルックでしたが、本作も映像のルックや編集のリズム感は完全に映画の作り。
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■寂れた港町の写真館のオヤジが自殺する。生前にPCのデータに薔薇の花束を同じ商店街の理髪店の女に渡すように指示されていた主人公たちが、写真館のオヤジの秘密と理髪店の女主人との意外な関係性に触れてゆく・・・
■写真館のオヤジを何故か高橋源一郎が演じ、理髪店の女主人は余貴美子が演じる。高橋源一郎は見た目からの起用で、実に自然にハマっているから凄い。二人の間の実に28年間の秘められた関係と秘密が、感涙のクライマックスに結実する。マーラーの楽曲を堂々と使い倒した瀧本監督、ほんとに上手い。おかげですっかり格調高いメロドラマになっている。
■それにしても、〇〇派とか〇〇のSとか、若者向けのドラマじゃないですよね。完全に60代以上の視聴者をイメージしていると思うが、主演が菅田将暉山田孝之というのは、若者向けの番組だろうし、どうなのかね。心配になるよ。

dele (角川文庫)

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