基本情報
Crimson Tide ★★★
1995 スコープサイズ 116分 @DVD
感想
■ロシアで内乱が発生して、反乱軍が核ミサイル基地を占拠、発射暗号コードを入手したらしい。出動した米国原潜は核攻撃の命令を受けるが、続報の入電が不完全に終わる。果たして、発射か?中止か?艦内で疑心暗鬼から反乱が生じる。。。
■トニー・スコットが元気だった頃のヒット作で、封切り時に観ているけど、まあいまいちの印象だった。最近『ケイン号の叛乱』を観たけど、比べると人間の描き方に大きな差がある。トニー・スコットは、かなりステロタイプだ。原色を生かした照明、キャメラワーク、編集で、サスペンスを煽るし、確かにかなり面白く見せるけど、人間像の底が浅いのは隠しようもない。でもその淡白さがトニー・スコットの持ち味という気もする。若く死にすぎたよね。
■ジーン・ハックマンも、若い頃の映画を何本か観たけど、これも演技的にイマイチ。若い頃のほうが良かったなあ。そもそもクライマックスのサスペンスも、無線機の復旧次第なんて、完全にご都合主義で、残念な作劇だなあ。
■視覚効果はドリームクエストがミニチュア撮影でこなしていて、特撮スペクタクルを見せる映画ではない。あくまで脇役。その意味では『ケイン号の叛乱』は特撮スペクタクルまでこってりと、異様に長く見せていたから、凄い余裕だなあ。
