radikoをオーディオ品質で聴く!ブルートゥース・レシーバー「FX-AUDIO- WR-01J」を買ってみた

radikoをしっかりしたオーディオ品質で聴きたいというのが近年のわたしの悲願なんですが、なにしろ旧い機器しかないので、その中でいろいろと試していて、今回はついにブルートゥースに挑戦です。これまではPCでradikoを操作する想定で、いろいろと試行してましたが、ブルートゥースも意外といけるんじゃないかと思い直したのです。基本的に有線のほうが音質的には有利だと思います。これは間違いないと思います。なので、PCからUSB-DACに繋いで、radikoを鳴らしていました。
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■しかし、正直めんどくさいですね。いちいちPCを立ち上げないといけないし、選局などの操作もやりにくい。有線なので遠くには動かせないし、バッテリーの持ちも気になるし。やっぱり手元で気軽にサクサクと操作したい。そうなるとスマホを使うしかない。気軽さを優先して、ブルートゥースの弱点である音質面では妥協してもいいかなあという気分になってきました。

■そこで探すと、ブルートゥース・レシーバーというガジェットがありました。旧世代のオーディオ機器をブルートゥース対応にするというニッチな機器です。ちゃんとニーズがあるんですね。安物から本格的なものまでありますが、以前にも買ったFX-AUDIOのものをチョイスしました。最安価格帯ではありませんが、なんとなく国産なので安心感があります。

■これ使ってみると、非常に良いですね。利便性がまず最重要で、すぐにスマホと繋がるし、音も十分いいですよ。しかも、RCA接続、同軸デジタル接続、光デジタル接続と選択肢が多いのが秀逸で、気軽にRCA接続で使ってみたけど、全然悪くない。別のアンプで同軸デジタル接続にすると、やはり音が太く鮮烈になる。これまでの経験上、同軸デジタル接続が一番音はいいと判断していますが、非常に良い音です。ブルートゥース舐めてました。

■無線接続なので安定性が気になりますが、これも問題ないですね。しっかり電波を掴んでいるようです。ブツブツ切れたり、ノイズが乗るのは興ざめですが、ほとんどありませんね。これでAM放送が高音質で聴けてます。満足度はかなり高いです。 AptxHDという音声コーデックの威力でしょうか。

■実はブルートゥース対応の小型アクティブスピーカーも持っていて、それも使ってますが、これはかなり音飛びが頻発します。よく聴くと、歌詞が勝手に飛んでます。それに比べると、FX-AUDIO- WR-01Jでは音飛びもありません。非常に快適です。また専用のラジオチューナーも使っていて、それに比べるとRCA接続では少し音質的に劣る気はします。解像度の問題でしょうね。でもデジタル接続なら改善すると思います。

■総じて、操作性と音質面で、ほとんど文句がありません。ブルートゥースなんて邪道だ、と舐めてましたが、普段使いには何のストレスもありません。最近のネットワークレシーバーとか、そっち系のプリメインアンプには最初からブルートゥース機能があるので、便利です。でも、昔のプリメインアンプの名機なども、ブルートゥース・レシーバーで、すっかり現代的に使い勝手がアップデートしてしまいます。しかも、ブルートゥース・レシーバー部分を外出しして電源も独立させているので、音質的にもむしろ有利じゃないかと思います。これは相当、遊べますね。

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