■久しぶりにヨドバシカメラ京都店でスピーカーの聴き比べができましたよ。ピュアオーディオコーナーが奥まった静かな環境から、賑やかな場所に追いやられて絶望していたところですが、ちょっと遅い時間帯に行ったので、試聴は可能でした!
■リビングで使うには、やっぱりブックシェルフでは力感不足で、トールボーイが欲しいかなあと感じて、物色していますが、最近のトールボーイは安くて良いのが出ているようですね。
■アンプはマランツのPM7000Nだったと思います。トールボーイスピーカーとしては、昔見かけなかったクリプシュのR610Fがあるで、まずはこれを聞きました。ジャズボーカルです。悪くないですよね。ハキハキしてます。音もよく広がります。サイズ的に奥行きが長いのが特徴ですね。
https://www.klipsch.jp/products/r-610f-floorstanding-speaker.htmlwww.klipsch.jp■次は、お馴染みのダリのSPEKTOR6ですが、安いのにこれ良いですね!クリプシュと比べても、さらに音に広がりがあるし、音素に艶がある。これはダリの持ち味でしょうが、お安いこのクラスでも艷やかというのが凄いね。。。
■一方、最近名前を聞くようになったポークオーディオの多分ES50ですが、これは中庸という感じで、決して悪くない。クリプシュよりは大人しい感じか。妙に安いので、筐体の素材はいかにも安手で、高級感は皆無だけど、そこはアメリカンテイストですね。クリプシュも同様。JBLもそうね。サイズ的に奥行きは短くて、全体的にコンパクトです。
■アンプがスッキリ系のマランツだったので、その色付けもあると思うけど、どれもトールボーイの低音が制御できていないブーミーなイメージはなく、すっきりと音場が広い感じが良いと感じました。安いのに優秀だなあというのが素直な感想です。ブックシェルフとの違いも明確ですね。
■個人的には、あまり評判を聞かないクリプシュを一度使ってみたい気がします。安いし、映画や古い歌謡曲などにはパンチが効いてそうなので、リビングには丁度いいのではと思いますが、ちょっと高音がキツイかもしれませんね。悩むなあ。