さすらいのオーディオ試聴旅!POLKオーディオは、確かに美味かった?の巻

【最終更新 2022/11/27】
■ハロー、オーディオファンのみなさん。。。オーディオネタを投稿するのも随分久しぶりですね。実はそのなんというか、結構深刻な理由もあるのですが、かなり重要な内容でもあり、後日記事をアップしたいと思います。

■さて。。。例によってヨドバシカメラ京都店を覗いてみるとオーディオコーナーが閑散としていたので、最近気になっているポークオーディオのスピーカーを聴いてきました。日本では2年位前に正式な取り扱いが再開され、オーディオショップに一気に展開しているところです。その代わり(?)Klipschのスピーカーが店頭から消えてしまいました!

■アンプはマランツのそこそこクラスのPM8006が繋がっていました。これ、ちょっと欲しい気がするので、アンプはこのままで聴きました。でも、ちょっとパワー不足感が感じられましたけどね。

■肝心のスピーカーはポークオーディオのElite ES15を選択しました。ウーファーが13センチのやつですね。ブックシェルフでは13センチのウーファーがベストマッチだという話をどこかで読んだ気がします。(気のせい?)経験的にも確かに10センチウーファーだとちょっとした不足感を感じますよね。

■女性ジャズボーカルが鳴っていましたが、Elite ES15は予想以上に良かったですね。音の広がり感もあり、もっと大きなスピーカーが鳴っているのかと錯覚する感じです。

■そうそう最初はDALIのMENUETが繋がっていて、これは例によって小さいながらスケール感のある朗々とした鳴り方をするのでビックリする名機ですが、これからElite ES15に切り替えても音の広がり感は遜色を感じなかったですね。まず、これでビックリしました。ポークオーディオ、意外とやるなあ。

■さらに比較のため、明らかにクラスが違うB&Wの705S2も聞きましたが、こちらはマランツのアンプとの組み合わせなので、例によって高音の音素がシャラシャラ鳴りながらきらびやかな音色を演出します。でもボーカルが、良く言えば精細、悪く言えば線が細くなり、特徴としては寒色で細密な感じになります。

Bowers & Wilkins 705 S2 グロスブラック(ペア)

Bowers & Wilkins 705 S2 グロスブラック(ペア)

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■いっぽう、Elite ES15に切り替えると明らかに女声に厚みが出ます。解像感は劣るし、高音のキラキラ感は減退するけど、声の太さとハリはこちらのほうが上。ジャンルによってはこちらのほうが描写が上手い気がします。オーケストラなどは絶対にB&Wの方が向いている気がしますが、ボーカルものはPOLKに歩がある気がします。ネット上の評判としても、ポークオーディオのスピーカーは声が太いと言われていて、確かにその表現は合っていると感じました。B&Wと聴き比べると確かに一目瞭然の差があります。

■声の描写が良いと、古いポップスとかR&Bとか歌謡曲は得意なはず。わが家には向いている個性的なスピーカーじゃないかと感心しました。これは俄然欲しくなってきたなあ。。。

■ちなみに、ポークオーディオは「POLK」で、「PORK」ではないので、ブタちゃんとは関係ないですよ!でも、日本語の語感としては、ポークと言われると豚肉しか思い浮かばないので、ちょっと損している気がしますね。実際、日本向けには改名したほうが売れると思いますよ!

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