さすらいのオーディオ試聴旅!一聴瞭然、好対照の聴き比べ!B&W 707S2 VS DALI MENUET MR

■たまたまヨドバシカメラに立ち寄ったので、ミニコンポコーナーで、聴き比べができました。マランツの人気CDレシーバーM-CR612に、好対照とも言える小型スピーカーが繋がっていたのですね。しかも、ちょっとお値段高めの奴が。

■一つは、おなじみのダリのメヌエットです。

これはこれで、非常に朗々と歌う「小さな巨人」で、びっくりするくらいのスケール感を演出する美音系のスピーカーです。久しぶりに聞きましたが、明らかに暖色系のチューンナップで、なんでも美音にしてしまう傾向があります。その演出が上手なんですが、個人的にはヌケの良いスカッとパワフルな鳴り方が最近は好きなので、どうもいまいちハッとするところがないと感じます。

■これに対して、同じくメジャーなB&Wが繋がっていました。

B&Wのスピーカーはこのところスルー気味だったので、何年も聞いておらず、モデルチェンジもフォローできていないのですが、707 S2はどうも昔のCM1の子孫らしいですね。

CM1 → CM1 S2 → 707 S2

といった進化を遂げたようです。

■CM1は高評価だったものの、高音が耳に刺さり、セッティングが難しいという噂で、なかなか使いこなすのが難儀だったらしいけど、707 S2は雑に置かれてあったものの、ハッとする良い音でしたね。マランツのアンプで鳴らすので、明らかに高音が耳につくキツめの音で、ああ、これがおなじみのコンビの音色だなあと懐かしく感じましたよ。でも、音の広がりとか、精細感は、やはりハイファイ感を強く感じさせます。

■明らかに寒色系の音色で、近くで聞くと高音が耳に痛いけど、距離をおいて聴くと音場の広がりかたが気持ちいいはずと感じる。昔は高音キツめのスピーカーは敬遠していたけど、音場の立体感や広がりを出すには、高音を精細に表現することが欠かせないと、最近知りました。要は、離れて聞けばいい音作りなんですね。一青窈の歌を久しぶりに聞きましたが、ボーカルの高音に張りがあって伸びたほうが気持ちよく聞けますね。

■しかも707 S2はスピーカーの筐体の作りも美しくて、ピアノブラックの筐体は惚れ惚れするテカリでした。背面のバスレフの作りも凝っていて、見ているだけで楽しいクオリティの高さです。これは、欲しくなるなあ。ちょっと広めの部屋で鳴らすのが適当だろうと思います。小型ですが、ニアフィールドで聴くスピーカーではないと思います。

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