DALI ROYAL MENUET2 VS TANNOY MERCURY FR

■オーディオ関係の備忘をまとめておく。家にあったDALI ROYAL MENUET2とTANNOYのMERCURY FRをPMA-390SEで鳴らして比較してみましたよ。音源は大杉久美子の名曲『エースをねらえ!』主題歌。ROYAL MENUET2は意外と解像感が高くて、もっと輪郭が柔らかいのかと思って買ったのだが、実は結構な解像派なのだ。音の分離はかなり頑張って、ただ音素を美音に仕上げる味付けがしてあるようで、音を伸ばす部分も控えめで、丸めている。なので、「白いボールになって」の「て〜」と伸ばす迫力の聞かせどころがやや伸び足りない。さらにブラスセクションが綺麗に分離されて左チャンネルから聞こえるのが、やや激しすぎてボーカルをスポイルしている印象。さらにこのスピーカーの特徴である打楽器の弾む音の独特の響きも、該当する音素が綺麗に分離されて音像に立体感がある。ブラスセクションの異様な激しさはPMA-390SEの元気一杯の快活な持ち味に引きずられた感もある。
TANNOYのMERCURY FRは「白いボールになって」の「て〜」の伸びは割りと素直に伸びる。ROYAL MENUET2に比べると音素に艶はなく、少々雑な感じにはなる。でも、低音を無理せずオミットしながら何を鳴らしてもそれなりにバランスよく鳴らすので、非常に重宝する。雑な音楽を嫌味なく聞かせる便利な小型スピーカーなのだ。ブラスセクションの分離もそれほど厳密ではない。
■ついでにヨドバシカメラ京都店で、DENONのPMA-390REとPMA-2000REの違いをちょっと試聴してきたので、備忘として。正直それほど差は大きくは無いと感じた。PMA-2000REの方が音素が太いのは感じ取れた。低音域の出し方、制動のしかただろうか、その意味ではやはりPMA-2000REの方が好ましい。基本的に太い音が好きで楽しいのだ。さらに聞き比べてみたPIONEERのデジタルアンプA-50が案外よく頑張って力強かった。ただ、PMA-390REとそれほどの差は感じられなかったので、価格から見れば、PMA-390シリーズは初心者向けとはいえ、さすがの定番の貫禄。ちなみに、スピーカーはDALIの初心者向けトールボーイのZENSOR7だったと思うので、あまり差が出なかったのかもしれないが。