原田昌樹急逝

■平成ウルトラ三部作でいくつもの傑作エピソードを残した映画監督の原田昌樹が心不全で急逝したそうだ。

2008/02/29-20:56 原田昌樹氏死去(映画監督)
 原田 昌樹氏(はらだ・まさき=映画監督)28日午前10時、心不全のため東京都江東区の病院で死去、52歳。長野県佐久市出身。葬儀・告別式は3月5日正午から東京都府中市浅間町1の3の「府中の森 市民聖苑」で。喪主は父文夫(ふみお)氏。
 「ウルトラマンティガ」などのテレビシリーズを手掛け、最高裁が制作した裁判員制度広報映画「審理」の監督も務めた。(了)
時事通信HPより

■平成ウルトラシリーズでは、特に太田愛の脚本で、特撮テレビ映画には珍しいほどの詩情の豊かな作風でファンタジックな傑作を生み出したが、「リュウケンドー」以来名前を見かけないと思ったら上海で「五龍奇劍士」という円谷テイストの特撮ヒーロー番組を撮影していたようだ。全く知らなかった。06年には「旅の贈り物0:00」というJR西日本製作の映画も監督していたのだが、これは未見だ。

■あまりに早すぎる死は残念としか言いようが無い。いつかは太田愛とのコンビで円谷プロが正統派ファンタジー映画を製作してくれるに違いないと信じていたのだが。まだまだこれから新たなステージで活躍を期待していただけにショックだ。合掌。

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