いよいよ、夏休み映画の本命登場か

 8月4日より、やっと夏休みらしいお楽しみ映画が始まる。とりあえず、マイケル・ベイ印のポップコーン映画「トランスフォーマー」、久々の怪談映画「怪談」などがお楽しみ。
 「怪談」はちゃんと怪談映画になっているのかどうか、怪しい気がするのだが。どうせ恋愛映画に振って女性観客に媚を売っているのだろうが、四谷怪談を想起すればわかるように、怪談映画というものは、それ自体がハードで現実的な恋愛映画であったわけで、変に改変せずに、古典に忠実に描けばいいのだが、果たしてどうだろう。
 佐々部清の「夕凪の街 桜の国」は段階的に全国公開らしく、京都ではMOVIX京都で既に封切りされているが、個人的にあそこはあまり好きでないので、ユナイテッドシネマ大津でじっくりと見たい。8月18日公開予定とのことで、ちょっとタイミングが遅いと思うが。麻生久美子の演技には期待大だし、佐々部清には基本的にいつも期待しているのだ。
 アンドリュー・ラウがハリウッドデビューした話題作「消えた天使」なんていう小品(?)も公開されるし、楽しみなことだ。そういえば、「呪怨 パンデミック」はまだ全く宣伝されていないが、大丈夫なのか?

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