驚愕のアンデルセンシアター

謹賀新年。

 本年もマイペースで更新するつもりなので、生暖かく見守っていただければ幸いです。

 帰省の際に倉敷チボリ公園で常設施設の「アンデルセンシアター」を観てきたのですが、出し物の予想以上の出来栄えに不意打ちを食らってしまいました。

 「裸の王様」「マッチ売りの少女」「人魚姫」「みにくいアヒルの子」の4つの童話をミュージカル仕立ての人形劇(と人形アニメ。これは森まさあき氏の制作か?)で見せるのですが、なんと場面転換は客席全体が回転するという大仕掛けにビックリ。

 大型の人形が機械操作で動き、照明の切り替えでシチュエーションを転換するのですが、その洗練された演出手法と照明効果の素晴らしさに圧倒されました。シンプルで馴染みやすい楽曲の完成度も高く、20分ほどの間ですが、アンデルセンの物語世界を臨場感たっぷりに堪能することができます。これは大人も必見です。

 いつも見る映画の2次元の表現では表せない立体感と臨場感を体感することができた貴重な体験でした。 

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