【宣伝】お待たせしました!ついに電子書籍『超特撮 vol.2』刊行!Kindle Unlimited 会員は、追加料金なしで読み放題!

【最終更新 2021/3/24】
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ついに『超特撮:日本特撮映像発達史』シリーズ第二巻の刊行です!

■お待たせしました!『超特撮 vol.2』が、やっと出来上がりました。本当なら昨年中に発行する予定だったのですが、昭和男子ならではの家庭の事情がいろいろと錯綜してなかなかまとまった時間がとれませんでした。昭和男子の辛いところですね。。。

■しかも、そうこうしているうちに、突然洋泉社から『平成大特撮』が出版されたりするので大いに焦りましたが、本書では「昭和」の終わりから「平成」にかけての時期を扱っているので、内容的にほとんど重複はないのでした。

■第三巻以降どうしようかなあとは思いますが、素稿はもうできているので、ある意味『平成大特撮』も参考にしながら、漏れている視点や情報を補うことができそうです。できれば独自調査も行いたいところですが、「金と暇ができれば」というところですね。特に1980年代から1990年代にかけての「IMAGICA特撮グループ」の歴史や日本特撮映像史における貢献については非常に興味がある研究テーマだと考えるのですが。(特撮秘宝でやってくれそうな気もするから、大口孝之氏にこの場でこっそりお願いしておこう。)

■あと、本書の売りは、とにかく読みやすいことですね!文字数が少ないし、電子書籍だから文字サイズも自由自在!『平成大特撮』は文字が小さいうえに、文字数が多いので、実際のところメインターゲットの読者層は老眼も進んでいるので、買ってみたものの、現実的には読めないんじゃないかと思いますよ!

■また、今回の第二巻では、1980年代後半の主要作品リストをエクセルで作成して単純に貼り付けてみました。ただ、電子書籍での再現性、見え方に不安があるので、もっと改善の余地があるかもしれません。第一巻についても、第二版に更新する際に同様に主要作品リストを追加するかもしれません。(第一巻について表紙のデザインもマイナーチェンジしました。)

■正式なご案内よりも先にKDPで発売開始になっていましたが、はてなブログでなぜかアフィリエイトの書影が表示できないのでこの記事を公開するタイミングが後先になってしまったものです。なんとか表示する方法が分かったので、やっと記事にすることができました。なんで普通にアマゾンの商品紹介で出ないんだろうね。第一巻はこんな風にいつものように表示されるのに。。。

これが第二巻の構成です!

お待ちかね!遂に第二巻刊行!その後の「大特撮」百花繚乱絵巻!

1980年代以降、日本の特撮映像はどのように発達してきたのか?
時代は「昭和」から「平成」へ...
日本特撮「冬の時代」は「SFX映画」の時代に突入する!

本書は、超特撮シリーズの第2巻として、1980年代後半について詳細に綴る。

『八岐大蛇の逆襲』『螢川』『帝都物語』『未来忍者』『スウィートホーム』『ガンヘッド』そして『ゴジラVSビオランテ』…あの名作、傑作、問題作が続々登場!

目 次

第4章 1980年代後半=特撮からSFXへ

第1節 インディーズ化する邦画界

第2節 80年代後半のハリウッドSFX映画=SFX映画の成熟

第3節 東宝特撮の世代交代
 第1項 中野昭慶の有終の美=『プルガサリ 伝説の大怪獣』『首都消失』『竹取物語
 第2項 アニメと特撮の企画交流=『ガンヘッド
 第3項 平成ゴジラVSシリーズの誕生=『ゴジラVSビオランテ

第4節 独立系特撮映画の台頭
 第1項 バブル期を象徴する特撮大作=『帝都物語』『帝都大戦』
 第2項 台頭する独立系スタッフ=『孔雀王』『バトルヒーター』他
 第3項 光学撮影の到達点=『プルシアンブルーの肖像』『螢川』他
 第4項 アイドル特撮映画のその後・金子修介小中和哉=『みんなあげちゃう?』『どっちにするの。』『星空のむこうの国』他

第5節 新しい血
 第1項 新しい特撮のカリスマ・樋口真嗣=『八岐之大蛇の逆襲』
 第2項 和風SFの雄・雨宮慶太の登場=『未来忍者慶雲機忍外伝』
 第3項 白組の本格的映画進出=『スウィートホーム

第6節 特殊メイク技術の黎明

第7節 ハイビジョン技術の導入
 第1項 ハイビジョン技術による映画振興政策
 第2項 ハイビジョン技術の実験映画たち
 第3項 ハイビジョン技術という迷路

第8節 CM業界のデジタル映像革命

第9節 TV、CMなどへのCG導入

第10節 1980年代後半のテレビ特撮
 第1項 東映ヒーロー路線の独走態勢=スーパー戦隊メタルヒーロー仮面ライダー
 第2項 東映アウトロー復権東映不思議コメディ=『スケバン刑事』他
 第3項 長期低迷に喘ぐ円谷プロ

第11節 1980年代後半の傾向と分析
 第1項 特撮映画の世代交代の兆し
 第2項 SFX化する特撮映画
 第3項 アニメ映画の急激な進化
 第4項 バブルに沸く博覧会映像
 第5項 特撮ファンダムの進化
 第6項 「特撮氷河期」を超えて

あとがき
作品リスト
参考文献


関連情報

『超特撮:日本特撮映像発達史』シリーズの第一巻の概要についてはこちらの過去記事を参照してくださいね。Kindle電子書籍を見る方法も紹介してますよ。

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