アドレナリン ★★★

Crank
2006 ヴィスタサイズ 87分
DVD

アドレナリン(字幕版)
■うちのジェイソンに何させとるねん!と管を巻きたくもなる乱行演出に開いた口が塞がらない怪作。どういう観客層を狙った企画なのか正直よくわからないが、悪ふざけが過ぎて、悔しいけど笑ってしまうよ。8ミリカメラを手にして高校生が舞い上がって初監督した素人映画のようにも見えるが、その嬉しがり方に観客も感染してしまうのは確か。
■しかし、ジェイソン君もエイミー・スマートもよくもあんなバカなシーンを演じたもので、頭が下がる。ジェイソン・ステイサムはいつものように仏頂面でバカなシチュエーションを演じきるところを見ると、結構な喜劇資質の持ち主のようだ。なんとなく外見に愛嬌がなく、強面なので、単なる武闘派筋肉俳優と思われがちだが、ジェイソン君の良さは、大真面目にバカな設定を演じきってしまうところにあるようだ。本作も『トランスポーター』もその意味では似ている。