てのひらのメモ

■原作・夏樹静子、脚本・梶本恵美、演出・黛りんたろう
裁判員裁判に参加した田中好子が考えた家族の絆なるものを描いたNHKのドラマなのだが、これもドラマの構築がえらく安易で、クライマックスになる田中好子の、喘息で死亡した子供は母親を愛していた、それはつまり母親も子供を愛していたからだという主張は、ドラマを単純化している。
■まあ、原作ものなので、原作どおりだから仕方ないということかもしれないが、板谷由夏演じる母親の(続く)

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