ミニコンポ視聴記(4)

■というか、もう買ったんですけどね。結局、コンポはkenwoodのR-K1000とDP-K1000-Nの組み合わせで、スピーカーはタンノイのMERCURY FR CUSTOMという小型で安価なもの。ケンウッド レシーバー内蔵アンプ R-K1000-N
■R-K1000で心配だったのは、推奨スピーカーのLS-K1000で聞くと非常にマイルドで刺激の少ないオブラートで包んだような、ある意味でこもった音を鳴らすので、アンプの特質なのかスピーカーの問題なのかという点だったのだが、結果的に、あれはスピーカーの持ち味だったらしい。つまり、ハキハキしたスピーカーを繋ぐと、それなりに明朗な鳴り方をするということ。ケンウッド CDプレイヤー DP-K1000-N
■タンノイのMERCURY FR CUSTOMはもともとAV向けのスピーカーなので、基本的には抜けの良い音質であり、R-K1000でドライブしても、J-POPをキビキビ鳴らす。まあ、安いスピーカーなので、色気とか艶とか音の厚み、特に低音域については、多くを求めてはいけないが、寝室でそれなりにまったりと鳴らす程度なら十分。しかも、R-K1000には音質を変化させるギミックがいくつも付いており、その組み合わせで、相当チューニングが可能なのだ。
■MERCURY FR CUSTOMの低音不足を補うには、出窓(かなり頑丈)にインシュレータを使わずに敢えて直置きするという方法が効果的。低音の厚みは確実に増し、アンプのトーンコントロールの低音増幅効果も出やすい。

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