駿河遊侠伝 賭場荒し  ★★

駿河遊侠伝 賭場荒し
1964 スコープサイズ 90分
BS11
原作■子母沢寛 脚本■新藤兼人
撮影■今井ひろし 照明■伊藤貞一
美術■太田誠一 音楽■塚原哲夫
監督■森一生

■これ、本当に新藤兼人が脚本を書いたのか、怪しいものだ。まったく面白くないし、単純なエピソードの羅列に終始している。主人公である清水の次郎長のキャラクターも全く描かれていないし、発生する事件もちっとも興味を引かない。
進藤英太郎の起用は贅沢な感じで、狸親父(親分だが)ぶりを遺憾なく発揮して、見所のひとつだが、終盤に登場する天知茂は、たんに勿体無いかんじだ。

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