MOON
2009 スコープサイズ 97分
DVD
■「ミッション:8ミニッツ」が上出来だったので、ダンカン・ジョーンズの前作を見直した。さすがによく出来たSF映画で、映像技術的にも非常に緻密なので、文句のつけようも無いのだが、敢えて言えば、サム・ロックウェルが出ずっぱりなので、映像に華が無い。地味。ユーモアも無いし。何度も見返そうという映画ではない。
■同じひげ面でも、ジェイク・ギレンホールは華があったなあとか、やっぱり綺麗な女優がいないと映画は楽しくないなあとか、まあそんなところだ。
■今回見直して気づいたのは、「ガタカ」との微妙な類似。ラストのベクトルが逆なのだが、自分の帰るべき場所を目指して、宇宙に上がる映画なのだ。