片腕マシンガール ★★☆

片腕マシンガール [DVD]
片腕マシンガール
2008 ヴィスタサイズ 96分
DVD
脚本■井口昇
撮影■長野泰隆 照明■安部力
音楽■中川孝 美術■黒須康雄
VFXスーパーバイザー■鹿角剛司 特殊造形監督■西村喜廣
アクション監督■鈴村正樹
監督■井口昇

■東京衝撃とスシタイフーンの関係がいまいち腑に落ちていない状態なのだが、とりあえずその発火点である本作をやっと見たよ。弟をヤクザのバカ息子たちに虐め殺された女子高生が、血まみれの復讐を始めるという、ざっくりしたお話を、結構湿ったタッチで描く残酷アクション映画。演出のタッチとしては石井輝男東映で撮っていたグロ映画に近い気がする。
■ヤクザに切断された片腕に町工場で制作したマシンガンをアタッチするというギミックが売りだが、なぜかクライマックスではチェーンソーに換装してしまうのはどうなのか。結果的には、冒頭のいじめっ子軍団をマシンガンで一掃するシーンが、アクション演出も含めて、いちばんの見所。VFXも非常にクールだ。
■後半になると、息子をいじめ殺された母親がヒロインと共闘を始めるのはいいが、なぜかレズっ気を出すのは、いらんサービスだ。この母親を演じるのは、亜紗美という人だが、主役の八代みなせとほぼ同じ年齢なので、観ていてくらくらする。冗談にしては笑えないし、どういう狙いなのか。
■敵役の忍者の血を継ぐヤクザという無茶な役を島津健太郎が怪演する。「戦闘少女」を先に見てしまったことが悔やまれる。先にこれを見ておけば、「戦闘少女」でバカ受けだったのに!また、極妻役を穂花が妙な貫禄で演じる。なかなかはまり役で、これは結構。