『特撮をめぐる人々』

竹内博の遺作なので、しんみりした気持ちで購入してみた。インタビューのほとんどはすでに「宇宙船」などで読んでいるのだが、一冊の単行本にまとまった意義はあるだろう。
■個人的には矢島信男のインタビューだけ本人への最新インタビューが盛り込まれているのが有難かった。この部分だけで値打ちはある。矢島信男は松竹時代、木下恵介の映画にも参加していたのだ。おまけに、成島東一郎とも同年代で親しかったとのこと。松竹時代の矢島信男の話はもっと詳しく聞いてみたい。しかし、これも大半は「宇宙からのメッセージ」のメイキング本で読んでいたのだなあ。あの本、実家のどこかにしまってあるはずだが、懐かしいなあ。

特撮をめぐる人々―日本映画昭和の時代

特撮をめぐる人々―日本映画昭和の時代