『13のショック』

■翻訳はあまり良いとは思わないのだが、「顔」「天衣無縫」「死の宇宙船」「種子まく男」などは、さすがに凄いと感じる。「天衣無縫」は邦題が悪いのだが、傑作だと思う。いかにもミステリーゾーントワイライトゾーン)的だが、映像化されているのだろうか。

■「種子まく男」は実に嫌なお話だが、人間の悪意に関して普遍的なリアリティがある。「陰謀者の群れ」も興味深いのだが、SFでも怪奇小説でもなく、統合失調症の妄想をそのまま描いた普通の小説に見える。

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