あまりに幼稚な「官僚たちの夏」第1話

東芝日曜劇場城山三郎の「官僚たちの夏」が始まったので、一応観てみたが、あまりに幼稚な話術、人物造形のため、10分で挫折した。「ALWAYS三丁目の夕日」の大ヒットがそんなに羨ましかったのか、TBS。主役の佐藤浩市の言動だけで、もうドラマの狙いの底の浅さと、せっかく中央省庁のエリート官僚を扱いながら大人のリアリティを無視していることが明白で、城山三郎も怒るのではないか。先日の「落日燃ゆ」のほうがよほど制作姿勢が真剣だった。原作小説は大人の仕事人生における屈託がリアルかつ硬派な姿勢で描かれるので、大人の方々は是非原作を読みましょう。
■既に10年以上前から死にかけていたTBSだが、このところの弱体ぶりは素人ながら気の毒に思えるほど。TBSのダメさ加減が一目瞭然の貧弱なドラマだ。

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