丁寧だけど新味のない凡作『クワイエット・プレイス』

基本情報

A Quiet Place ★★★
2018 スコープサイズ 90分 @DVD

感想

■なんだかとても評判の良かった本作ですが、実のところ平凡なホラー映画で、続編の下心見え見えの決着も含めてあまり感心しない。出演もしているジョン・クラシンスキーの演出ぶりは悪くなくて、キャメラワークも非常に落ち着いているし、サスペンスを丁寧に構築しているあたりは良心的な仕事で、悪い気はしないのだが、端的に言って退屈。
■音を出すと謎の宇宙生物が襲ってくるというだけの単純な話だし、肝心の宇宙生物のデザインはいつものガッカリ系のモンスターで根本的な想像力に欠けるし、SF仕立てのホラー映画としてはとにかく斬新さに欠ける。ジョン・クラシンスキーって、ほんとはこのジャンルに愛がないのだろうと確信する。どうしたってシャマランの『サイン』を想い出すのだけど、あれくらいの発想の飛躍がないと面白みがないよね。発想が平凡すぎる。
■おまけにお話の肝になる長女の配役にも難があり、ミリセント・シモンズという女の子なんだけど、嘘でもいいからもう少し綺麗な女の子を見せてくれないとなあ。わざわざどこから探してきたのか謎なのだが、ちょっとびっくりする位可愛くないのだなあ。ほんとにびっくりしたんだけど。

参考

騙されたと思って観てみて。ほんとにびっくりするから。不細工で。