消える、消える、ラジオが消える?

■若い頃はラジオの深夜放送が楽しかったものだが、歳をとってくると、またラジオが楽しくなってきた。というのも、ポッドキャストが充実してきたおかげで、関東地方のラジオ番組が聴けるようになったことによる。その代表格がTBSラジオの「ストリーム」だったのだが、先週で終了してしまった。小西克哉のTBS批判なども頻繁に飛び出し、TBSの良心はラジオにありと思わせたが、終了は非常に残念だ。
■TBSラジオは他にも宇多丸の「ウイークエンド・シャッフル」が好調で、放送時間も延長になったようなので、まだ捨てたもんではないと思うが、関西地方のラジオ局ももっとポッドキャストを充実してくれないと困る。宇多丸の歯に衣着せない、まさに硬派な映画評がいつまで続くか、ヒヤヒヤしながら楽しみにしている。
■そんな中で、朝日放送の日曜深夜の長寿番組の「誠のサイキック青年団」が打ち切りになったことは、ひとつの象徴的な事件かもしれない。確かに、邪推の飛び交う大人げない番組なので、何時打ち切りになっても不思議ではない内容だったが、告知された最終回を待たずに、前回の放送を最終回とさせていただきますという不思議なアナウンスが放送されたときには、さすがに虚を突かれた。それなりに長く生きているが、こんな事例には出会ったことが無い。北野誠竹内義和も、今後イベント等で真相を明かすことになるのだろうが、ラジオ界でも何かが大きく変わりつつあることを戦慄的に表しているような気がする。

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