ENCHANTED
2008 スコープサイズ 108分
TOHOシネマズ二条（SC７)
■ディズニーの自己パロディといえる映画だが、実写パートには案外ミュージカル場面は少なく、中盤の公園でのモッブシーンを含む場面が唯一の見せ場だ。さすがに、綺麗な盛り上げ方を見せるのだが、少々淋しい。現実世界ではディズニーアニメのようになんでも歌にすることはできないというのが笑いの狙いだから仕方ないのだが。
■ディズニーの実写映画にしては比較的いい出来なのだが、ラストに登場するドラゴン、じゃなくてただのオオトカゲ？の扱いは何だろう？あれこそ蛇足としかいいようがない。魔法使いが変身するのはドラゴンじゃないのか？ドラゴンは空が飛べるのではないのか？と疑問は尽きない。VFXはティペットスタジオが担当しているのだが、なんだかなあ。スーザン・サランドンの登場シーンが少ないのも残念だし、不満点も多い一作。
