2011年07月28日のツイート

@mari_koji: 子供の時分「日本沈没」（映画より劇画のインパクトが強烈！）の洗礼を受けて以来、小松左京の想像力の絶大な影響下にあったわが人生の道標を喪った今日は、岸田森の夭逝と並ぶ、人生の大きな一区切り。戦後文学界の巨人小松左京の冥福を祈る。

@mari_koji: 「ジャンボ墜落　ザ・サバイバー」観た。一部で有名な怪奇映画だが、非常に詩的な映画なので、驚いた。感覚的に秀逸な撮影は名手ジョン・シール。ボケ味を生かした画作りが非常に美しい。

@mari_koji: 久しぶりに大阪に出かけたが、節電の気配はまったく感じられず、街中はどの建物に入っても冷房が効きすぎ。ほんとに無駄ですから、その冷房。文楽劇場も、年寄りが多いのに、冷やし過ぎでは？原子力発電云々は措くとして、単純に無駄な電気を使いすぎだ。

@mari_koji: カーペンターの「ザ・フォッグ」観た。古風な幽霊映画を作るつもりが、時代的要請で残酷シーンを追加撮影したらしい。とはいえ、血も出ないし、はらわたも飛び出さない。しかし、ショックシーンは巧いなあ。終盤の構成に難があるのと、光る霧の表現が映像技術的に万全ではないのが残念。

@mari_koji: そういえば、シャマラン製作の「デビル」を先週の土曜日に観ていた。シャマラン映画の真骨頂は、あの余人をもって代えがたいサスペンス演出にあるので、本作はシャマラン的妄想映画としては、どうしても物足りない部分がある。変にスケール感を出そうとする展開も、不要に思える。