■読書の際には、どんな音楽が相応しいでしょうか?という話です。
■まず歌ものはだめですね。人の声は気になってしまうので、読書に集中できません。あとは、交響曲はだめですね。音が小さくなったり、極大になったり、これも読書に集中できません。小編成のものは相性がいいのですが、でもなんか物足りない感じが。なので、最近はスムーズジャズをBGMにすることが多いのですが、まあこれも無難なところではあります。
■でも、最近発見したのが、映画音楽を聴きながら読書すると、意外に邪魔にならないという差し引きゼロの効果だけではなくて、心理的な付加価値が生じるということです。それも、有名曲ばかりを集めたテーマ曲集ではなくて、なるべく一作品まるごとのOSTがよくマッチします。もともとが劇的効果を高めるために書かれた音楽なので、小説などを読みながら聞いていると、完全に映画を観ている気分です。単純に小説だけを読んでいるよりも、劇的効果は高まります。というのが最近の発見なので、このところ映画のOSTを再評価しています。
■例えば「伊福部昭未発表映画音楽全集 松竹編・狼よ落日を斬れ」は、東宝と違って予算がないので、オケの編成が小さいけど、それが逆にBGMとして聴くには、聴きやすくなっています。しかも東宝の特撮ものに比べて年代的に比較的新しい録音マスターなので、音質も意外と良いのです。
■あとは、ハワード・ショアの「セブン」のOSTも重厚かつ陰鬱で、なぜか読書にピッタリで良かったけど、さすがにもう売ってないねえ。
