基本情報
In the Land of Saints and Sinners ★★★
2025 スコープサイズ 106分 @TOHOシネマズ二条
感想
■1974年のことじゃった。IRAの過激派が逃げこんできたアイルランドの浜辺の町には、殺し屋家業を引退しかけた男が住んでおっての。メンバーに粗野な男がいて、シングルマザーに手を出したことから、人間関係に軋みが生じ、のどかな町に血が流れるのじゃ。。。
■マルパソプロのメンバーが、イーストウッドを継ぐのはリーアムだ!とばかりに軽快に作り上げた、渋めの活劇映画。特に優れたところもないけど、悪いところもない、いい塩梅の娯楽映画。寒村の人間関係の描写がしみじみといい味なんだけど。リーアム・ニーソンとシアラン・ハインズが共演するだけで、必見といえますね。でも、シアラン、あまり大した役じゃないんだけどね。もっとクセのある役がいいなあ。
■全体に人間関係はさらっと描かれ、もっと深くどこかに突っ込むのかと思ったけど、そうでもない。対するIRA過激派の内紛もあくまでアクション映画の悪役としての振る舞いで、もっと政治的な運動体の闇を描いてほしいなとは感じる。そういった物足りなさは確実にある。リーダーは永田洋子的な存在なのに。
■冒頭のパブ爆破事件も、『トゥモロー・ワールド』だと実際に爆破しているし、演出のメリハリが秀逸だったけど、ロバート・ロレンツの演出はそこまでのものではない。でも『人生の特等席』の監督だから、全く問題なし。
![映画ポスター 海外版 In the Land of Saints and Sinners (28 cm x 43 cm) APMPS-EB13665 [U.S. Made Poster] 映画ポスター 海外版 In the Land of Saints and Sinners (28 cm x 43 cm) APMPS-EB13665 [U.S. Made Poster]](https://m.media-amazon.com/images/I/51mJ5y+3RfL._SL500_.jpg)