『ミステリー・ゾーン(トワイライト・ゾーン)』大好き!不完全備忘録(S5)1本/36話

■実は『トワイライトゾーン』の完全版ブルーレイを買っていたのだけど積読状態だったので、傑作エピソードから優先的に観ていきたいと思います。まあ、30分番組で短いのでいいですね。

■しかも、本国版ブルーレイはリマスターで高画質はもちろん、コメンタリーからラジオドラマまで特典コンテンツが盛りだくさんで、一生かかっても全部味わえないよという代物。凄いね。

#139「真夜中に呼ぶ声」Night Call

■孤独な老婆のもとに無言電話がかかる。電話会社に調べてもらうと、嵐で断線しているから使えないはずという。それでも相変わらずかかってくるので調査してもらうと、(伏字→)電線は墓地で切れていた。老婆はその墓地にいってみると、ある墓の前で断線していた。それは、昔、交通事故で亡くした恋人の墓だった。その夜、また電話がかかってくると、老婆は戻ってきてと願うが、前に来ないでと言ったじゃないか、オレは君の願いを聞かなかったことはなかっただろ?というと電話は切れてしまう。

■脚本:リチャード・マシスン&監督:ジャック・ターナーという豪華な座組のお話。『アウターリミッツ』なんかに比べると映像表現としては大人しくて、ノーマル調。ジョン・ニューランドの『世にも不思議な物語』にも近いナチュラルなタッチですね。

■いかにもリチャード・マシスンという落とし噺で、さらっとしてますが、後でじわじわと哀切な余韻が広がる秀作。『アウターリミッツ』と違って、映像的な尖った面白みは少ないけどね。

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