■KBS京都に『レコ室からこんにちは』という番組があって、毎日夕方にやってます。そこで聞いたのが、すずめのティアーズという民謡デュオによるポリフォニーのアルバム。ポリフォニーというのがいまだに理解できていないのだけど、単なるデュエットとどう違うん?
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■最初は沖縄民謡の歌い手かなと思って聞いていたら、歌の内容は普通の(?)民謡で、でも、ポリフォニーの独特の声の重なりと、透明感あふれる立体感のある声質とが渾然となって、聞いたことのないサウンドを奏でるので、なんじゃこれ?というのが最初に印象だけど、次第に日本語以外の言語まで歌い始めて、もはやカオスな世界観。バルカン地方の民謡と混じっているみたいだけど、そんな歌聞いたことがないので、なんだこの新しいテイストは?と釘付けに。あえていえば、川井憲次の『攻殻機動隊』とか『イノセンス』の無国籍なあの陶酔感に近い。でも確実に新しい未知のなにかだ。民謡舐めてたなあ。
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■「ポリフォニー江州音頭」が有名らしいけど、これ「ザラ板節」も傑作。なにこれ、聞いたことない気持ちよさ。それに可愛い。チャッチャカ、チャッチャカ~
■これが「ポリフォニー江州音頭」ですよ。
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こちらは、録音はちょっとアレだけど、盆踊りにブルガリア衣装という、カオス感。
■これは絶対、良いオーディオ機器で聴きたいところで、身近に手に入りやすいのは、マランツのプリメインアンプ+B&Wのスピーカーでしょうね。音声空間の表現に特徴があり、きれいな声の共鳴ぶりが、明瞭に再生されるはずです。この組み合わせは高音に秀でているので、ぴったりだと思います。わが家では、VICTORの名機SX500Ⅱで聴きたいところ。とにかくボーカルの抜けが良くて、高音もよく伸びるので、聴き応えがあるはず。いまだに手放せないデノンのSC-CX101も悪くないけど、音質がウォーム系なので、高音成分をもっとキレイに鳴らしたいところだ。
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