久しぶりのオーディオネタですよ。さて、どの程度の読者が読んでくれているのでしょうか。。。
現在、以下の3種類のスピーカを切り替えて使用しています(導入順)。アンプはsonyのta-f333esrを繋いでます。中古で買った、実に30年前のプリメインアンプですが、気温の高い時期は快調に鳴ってますよ。
- denon sc-cx101 →意外にもかなり味の濃い曲者。でも夜間の映画鑑賞はこれに限る。
- victor sx-500 Ⅱ →古い歌謡曲やアニソンはこれで完璧!古い映画もね!
- monitor audio Silver RX1 →現代的な音のレファレンス。オケはこれ一択。
この中で最も新入りなのは、去年中古で買ったmonitor audio silver rx1ですね。モニターオーディオって、なぜかあまり紹介されていないので、少し音の印象を記録しておきましょう。基本的にホームシアターに軸足があるのですが、汎用性が高く、色々と幅広に使いまわしができます。
まず、スケールの大きい鳴り方をします。また、比較的新しい型式なので、細かい音が再生されます。特に高音は精細な鳴り方をします。なので、クラシックとかオーケストラは意外に得意です。広がりとか、音離れが良いので、楽器の多い曲も音が混濁せず安心して聞けます。オーケストラは密閉型スピーカの名機 victor sx-500 Ⅱよりも上手に、それらしく鳴らします。多分、マランツのアンプと組み合わせると高音のキラキラした粒立ちがもっと際立つことでしょう。
もともとホームシアター用でもあるので、映画は得意ですが、かなり大音響で派手に鳴るので、夜間の鑑賞には注意が必要です。迫力があるのは確かですが、ホラー映画やアクション映画の急激な大音響は、野中の一軒家ではないので心臓に悪いです。。。端的にいって派手すぎてうるさいです。
むしろ、古い映画やテレビドラマなどが音声がクリアに聞こえてちょうどいいかもしれません。あまり艶とか温かみはありませんが。というか、そうした派手な音響が飛び出す映画を夜間に観るには、実はdenonのsc-cx101が絶妙にマッチするのですが、それはまた稿を改めて。
とはいうものの、最近クラシックはほとんど聞かず、夜間の映画鑑賞にはsc-cx101(あるいはsx-500 Ⅱ)を使ってしまうので、もっぱら音楽鑑賞用ですね。これといった癖がないのが特徴で、他の2種類が意外にもかなりの個性派なので、現代的なスタンダードなスピーカーとしてそれなりに重宝しています。
amazon prime music なんかで静かなジャズなんかを涼やかに鳴らすと、音が空間に拡散して、ああこれこれ、このゆったりした透明感と清涼感が欲しかったんだよ、とたまに感じますね。この涼しさは、sc-cx101には求め難い特長です。
参考
※monitor audio silverシリーズは既に新しい世代に切り替わっていますよ。
maricozy.hatenablog.jp
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