SONY HT-CT660のその後

SONY ホームシアターシステム Bluetooth対応 HT-CT660
SONYのバーサウンドシステムHT-CT660を買ってみたのだが、どうも期待したほどの感激は感じられない。サブウーファが無線接続というのは非常に便利で助かるのだが、かなり大きくて邪魔になるし、正直サブウーファの出来としてはあまり褒められたものではない気がする。ただ、ボンボンと鳴っているだけで、音階が表現できていない気がする。
■おまけにテレビを観ていてもボンボンと締まりの無いブーミーな低音要素を振り撒くので、トーンコントロールで−5までBASSを絞ってしまった。要するにマイナスの最大値ですよ。これでやっとブーミーな低音は聞こえなくなったけど、これで映画鑑賞はさすがに物足りないだろうなあ。音楽番組についてはこれくらいで丁度いいのだけど。
■高音についても妙にかさかさした紙っぽい音が耳障りなので、TREBLEも−1と絞ってみたら少し落ち着いた。この部分はいわゆるエイジングで今後多少は改善するものと期待している。以前に買ったREGZA液晶テレビの内臓スピーカーも最初の頃はカサカサ、スカスカの酷い音だったけど、何ヶ月かすると徐々に落ち着いてきたからね。でも一般の純オーディオスピーカーのエイジングは信じてません。というか、多少はあるけど、そんなに何ヶ月も時間はかからない。
■やっぱり、このジャンルは、YAMAHAの定評のあるそれなりの金額の製品じゃないと満足感は得られないのだろう。この程度の価格の商品は所詮デジタルガジェットに過ぎないということだな。

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