オーディオ試聴記:JBL聴き比べ

■久しぶりにヨドバシカメラに出かけて、オーディオ関係の試聴をしてきたので、備忘的に書いておく。目的は現在保有の小型スピーカーを鳴らしきるアンプ探しなのだが、まあ、成り行き任せで色々と散策してきた。

■今回の収穫はJBLの試聴。ヨドバシカメラ京都店はJBLコーナーがあって、人気もまばらなので、勝手にスピーカーを切り替えて試聴できる。プリアンプはローテルのRC-1580、CDプレーヤーはRCD-1520だったはず。パワーアンプがRB-1582だったと思う。

■で、メローなジャズを聞いてみたところ、4312Mはさすがに音像が小さく、ミニチュア的な印象。それでも聞き比べなければ十分楽しいと思うが、上には上があり、聞き比べると不満が出てくる。4306もあっって、やっぱりこっちの方がスケール感が大きく、リアルな響き。でも、4307を聞くと、そりゃ、こっちの方がぐっとくるし気持ち良い。音像がほぼリアルな楽器の大きさで聞こえる気がする。さらにその上位機種もあるけど、上を見ればきりがない。4307でも十分すぎるほどデカイのだ。スペースの問題が無ければ、欲しい機種だ。

☝コンパクトで見栄えもするので使ってみたい気はするものの、個人的には独特の「紙っぽい音」が苦手。あのカサカサした音はなんなんでしょうね。(追記:2020/1/18)

■一方、DENONのアンプを聞き比べ。PMA-1500SEとPMA-2000REはどの程度違うのか。DALIのトールボーイで比較した。ZENSORとIKONが繋がっていたが、IKONが案外良かった。(追記:これは当たり前で、IKONの方が高い。)PMA-390REとMENTOR MENUETとIKON2が繋がっていて、聞き比べたが、IKON2の方が低域の余裕があり、好感触だった。(追記:IKON2の方が躯体が大きいので低音は有利なのは当然か。)ジャズボーカルでは、案外IKONが健闘するようだ。

■さて、IKONのトールボーイ(IKON5)でジャズボーカルを聞く限り、1500SEと2000REの違いは低音域の制動にあるようだ。2000REのほうが低音域の手綱がきついようで、1500SEは逆に低音がボヤボヤで、ブーミーに鳴っていた。スピーカーの設置の問題もあると思うが、締りのある低音域には2000REは有効な気がした。でも、小型スピーカーではそもそも低音域をあっさりと切り捨てているので、1500SEでも2000REでもそれほど差が出ないのではないだろうかと、とりあえず結論した。

☝現在はさすがに中古での入手となります。☟が後続機種ですが、こちらもすでにリニューアルされてます。(追記:2020/1/18)☟これ試聴しても凄く良かったんですが、あまりにも大きすぎで困りますよね。普通の家には置き場がない!これもリニューアルされてます。(追記:2020/1/18)

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