人喰猪、公民館襲撃す! ★★★

CHAW
2009 ヴィスタサイズ 121分
DVD

人喰猪、公民館襲撃す! [Blu-ray]
■韓国製のモンスター映画で、公民館の襲撃はクライマックスではなく、中盤の見せ場。モンスター映画としては定石を綺麗に踏んでいるので非常に安心して観ることができる。凡百のモンスター映画に比べればCGのクオリティも含めて上出来の部類。どうしても長くは感じるが、それはオフビートで泥臭いお笑い要素を入れ込んでくるからだが、そこが韓国映画ならではの楽しみなので、むしろそちらを味わうべき映画。

■お話の骨格としては『ジョーズ』をそのまま踏襲して、日帝時代の猪の品種改良に端を発する巨大猪の生態と山間でのハンティングの様子を描く。これ、猪を羆に変えれば、そのまま吉村昭の『羆嵐』の映画化になると思うが、監督、読んでるんじゃないかなあ。山の餌が減って人間の死体を食べて人肉嗜好になった巨大猪という設定がそそる。

■大学の若い研究者役でチョン・ユミが出ているけど、この人『トガニ』のヒロインで人権センターの幹事を演じて非常に清々しい印象を残した人。全然印象が違うのだが、一応クライマックスのアクションも担当する。まあ、演技を見せる類の映画ではないからなあ。『トガニ』の演技は良かったよねえ。

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