キラー・エリート ★★☆

KILLER ELITE
2012 スコープサイズ 117分
Tジョイ京都(SC12)

キラー・エリート (ハヤカワ文庫 NV)■亡命中のアラブの部族長から3人の息子を殺害したSASのメンバーを暗殺するよう依頼された殺し屋がチームを組んで情報収集にあたるが、元SASの地下組織にその動きを探知されてしまう・・・
ジェイソン・ステイサムクライヴ・オーウェンロバート・デ・ニーロ競演による実話の映画化。実話とはいいながら、主人公の設定など、相当脚色が入っているはず。非常に男臭い配役と素材なので、ついつい期待してしまったが、正直あまり成功していない。
■まずお話が地味なうえに無駄に複雑。実話からは離れてもっとシンプルに脚色した方が絶対面白いよ。しかも、編集がいまどきのハリウッド映画の悪い見本のような刻み方で、アクションシーンに魅力が無い。そもそも、照明の暗い設定で、小刻みのカット割りしたら、何が起こっているのかすらわからないじゃないか。
■それでもジェイソン・ステイサムが案外カッコよく撮れているので、何故かと思えば、シネスコサイズなので、頭頂部をカットした構図をとっているせいだった。確かに、頭を切れば、顔が引き締まって見えるんだ!一方、クライヴ・オーウェンはあまりドラマが無く、勿体無い配役。そして、御大デ・ニーロも微妙な立ち居地だが、後半に主人公の恋人をガードするいいカッコいい場面があり、ここはファンを納得させる出来。このタッチで全編統一すればよかったのに。この地下鉄駅のシーンは上出来。