Morning Glory
2011 スコープサイズ 102分
ユナイテッドシネマ大津(SC2)
■監督は「チェンジング・レーン」のロジャー・ミッチェルなのだが、どうも凡作で、脚本の発想に冴えがないし、コメディにしては笑えないし、感情移入できる登場人物もいないという、不甲斐ないコメディ映画。
■何しろ主演のレイチェル・マクアダムスのドラマが浅はかなので、とにかく気がいかない。若くて元気がいいのはわかるが、コメディ演技の質としてはどうだろう。しかも、ダイアン・キートンとハリソン・フォードの老けぶりが痛々しくて素直に笑えない。
■朝のニュース番組の視聴率戦争のためのテコ入れという素材も、なんだか手あかが付きまくりという印象だし、ドラマの解決がそれですかという工夫不足も痛々しい。やたらと景気がよく、躁気味の楽曲も、無理やり感がぬぐえない。