■デジタルリマスター版のDVDが安かったので購入。同時発売のブルーレイもおそらく同じ原版を使用していると思われるが、この原版がかなり劣悪なもので、どのあたりがリマスターなのか、判断に苦しむ。解像度もそこそこだし、一番に発色の悪さが顕著だ。撮影時期が冬場のせいで、ネガ自体がうまく発色していない、というか丁寧に撮られていない可能性もあるが、それにしても、本来の大映調ならもっとこってりと色が乗っているはずだ。色彩については、とにかく全体に枯れすぎたタッチで、陰影に乏しく平板。同時発売の「ガメラ対バルゴン」のDVDの方がましだ。
■ただ、ナイトシーンはステージ撮影の旨味を案外よく再現しているので、見やすくできており、特撮の見せ場が多いナイトシーンを中心に調整したのかもしれない。これもフィルムだともう少し暗く焼いていると思うが。
■本編の配役や美術セットのスケールと質感等を見れば「ガメラ対バルゴン」から相当予算を減らされたことは明白なのだが、貧乏臭さに陥る一歩手前で踏みとどまっている。とにかくアイディア満載のドラマと特撮の工夫の数々で最後まで目が離せない。
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