DEAD SILENCE
2007 スコープサイズ 89分
DVD
■非常に古風な怪奇映画的な演出が工夫されているのは悪くないのだが、お話自体はありきたりかつ単純で、恐怖演出というよりも、ショッカー狙いに力が入ってしまうのはいただけない。
■しかも終盤付近は怪物映画になってしまうので、ラストのツイストもとってつけたような印象だ。あれを生かすためには、腹話術師の怪物をあんなにバンバン出してはだめだろう。
■監督は「狼の死刑宣告」が素晴らしかったジェームス・ワンだが、今回は脚本が「狼〜」ほど良くなかったらしい。