2021-01-01から1年間の記事一覧
第三の死角葉山良二Amazon 基本情報 第三の死角 ★★★☆ 1959 スコープサイズ(モノクロ) 97分 @アマプラ 企画:芦田正蔵 原作:小島直記 脚本:直居欽哉、蔵原弓弧 撮影:藤岡粂信 照明:吉田協佐 美術:松山崇 音楽:佐藤勝 監督:蔵原惟繕 感想 ■造船会社…
「ある八重子物語」Amazon■作:井上ひさし、演出:丹野丹野郁弓 装置:勝野英雄、照明:前田照夫、音楽:八幡 茂■劇団民藝とこまつ座の合同公演で、この6月に収録された舞台録画。当然、NHKでの視聴です。詳細は、以下の通り劇団民藝のHPが簡潔にまとめてく…
連続ドラマW 石つぶて ~外務省機密費を暴いた捜査二課の男たち~ DVD-BOX佐藤浩市Amazon■原作:清武英利 脚本:戸田山雅司 撮影:蔦井孝洋 音楽:住友紀人 監督:若松節朗■実際に起った、外務省の「ノンキャリ三悪人」とよばれる職員による外務省機密費の業務…
武士の献立上戸彩Amazon 基本情報 武士の献立 ★★★ 2013 ヴィスタサイズ 121分 @アマプラ 脚本:柏田道夫、山室有紀子、朝原雄三 撮影:沖村志宏 照明:土田正人 美術:原田哲男 音楽:岩代太郎 VFXスーパーバイザー:浅野秀二 監督:朝原雄三 感想 ■加賀藩…
■google adsenseに一発でパスしたので、なんとなくこの何ヶ月間かマネタイズ路線を試行してみましたが、考えてみるとあまりにセコい感じが拭えず、いったんすべての広告を停止しました。■これでブログが大幅に見やすくなったのではないでしょうか。特にスマ…
しあわせはどこに葉山良二Amazon 基本情報 しあわせはどこに ★★☆ 1956 スタンダードサイズ 80分 @アマプラ 企画:児井英生 原作:小糸のぶ 脚本:池田一朗、西河克己 撮影:横山実 照明:吉田協佐 美術:坂口武玄 音楽:池田雅之 特殊撮影:日活特殊技術部 …
🔄 2021/9/15 本放送を見ていた、あの頃の気持で、薄ぼんやりと感想を綴る、意識低めの感想駄文をどうぞ!
戦中から戦後に移行する時代の急転換の中で、何かが激しく弾けてしまった女の悲劇を技巧的に描く!
佃島の貧しい長屋に住む靴直しの家の娘は芸者に売られるが、悪い男たちに翻弄されるばかりだ。芸者に嫌気が差して家に帰るが、父親が肺病で働けなくなるとまた東北の街で芸者に戻る。
突如出現したゴジラはAPEX社を襲撃する。一方、髑髏島から保護されたコングは地球中心部の大空洞にひそむ新エネルギー探査のために南極へ輸送されようとしていた。だが洋上のコング輸送船団にゴジラが迫る。。。
日活100周年邦画クラシック GREAT20 八月の濡れた砂 HDリマスター版 [DVD]村野武範Amazon 基本情報 八月の濡れた砂 ★★★ 1971 スコープサイズ 91分 @アマプラ 企画:大塚和 脚本:藤田敏八、峰尾基三、大和田竺 撮影:萩原憲治 照明:大西美津男 美術:千…
www.nhk.jp ■2019年にNHKが放送したミニシリーズ、『令和元年度版怪談牡丹燈籠』のなかから、いわゆる怪談部分だけを抜き出して再編集した一作。そもそも、本放送は怪談よりも尾野真千子主演の通常の時代劇部分の方に力点が置かれていて、怪談部分はあまり感…
犬鳴村三吉彩花Amazon 基本情報 犬鳴村 ★★☆ 2020 ヴィスタサイズ 108分 @アマプラ 原案:清水崇、保坂大輔、紀伊宗之 脚本:保坂大輔、清水崇 撮影:福本淳 照明:松本憲人 美術デザイナー:松永桂子 音楽:海田庄吾、滝澤俊輔 VFXスーパーバイザー:石井教…
葉山でひとりの実業家が溺死した。でも、それは事故死ではなく、あの男の仕業に違いないんだ。去年の夏、葉山で出会ってヒリヒリとしたひと夏を過ごした、あの混血の逞しい青年、愛三。
トップをねらえ! Blu-ray Box日高のり子Amazon第1話 ショック!私とお姉様がパイロット!?Amazon■アマプラに入っていたので、一気に観たよ。なにしろ、昔観たときは、VHSのレンタルビデオだったから、画質は比較にならない。 ■高精細に再現されるトップワ…
『エイリアン2』といえば、画像の粒状性が悪くて、ザラザラしているのがパブリック・イメージだったが、さすがにHDリマスター版はフィルムグレインが綺麗に除去されている。
埼玉(入間?)の米軍基地周辺の貧しい農家が庭先に廃材で小屋を立てて米兵の日本人妻を住まわせて家賃収入を得ていた史実(らしい)をベースに、そこに生きる中学3年生の女の子の性春と悲劇を描く、まごう方なき社会派ドラマ。
ちなみに、暴走するのはもちろんサンドラ・ブロックではなく、路線バスや地下鉄であって、サンディー姐さんではありません。
主人公のおゆきさんは大変な映画マニアで、中学しか出ていないけど、人生で大切なことは映画で勉強したというツワモノ。あなた、帰山教正って知ってますか?映画藝術協会ですよ!
「せやけど、芝居は稽古で決まんのだっせ。血いたらして、噛んで含めて、練り上げんならん舞台でっせ」「もうええわい、釈迦に説法しさらす気かい?」
ベトナム戦争の終結時期を設定して怪獣たちの歴史と人類の現代史をリンクさせた刺激的なアイディアなのに、それが十分に生かされず、小ネタにとどまったところが、やはり残念で食い足りないと初見時に感じたところだが、改めて再見すると、やはり戦争がテー…
日本映画名作100選に入ったりする関係で(といってもかなり昔の100選だけどね)、日本映画史的には必見の映画なので、過去にも観たし、アマプラに入ったので改めて観たけど、巷間言われるほどの映画だろうかというのが素直な印象。
「川本くん、去年の6月15日の夜はどうしてた?」安保闘争の機動隊との衝突で女子大生、樺美智子が死んだ夜、ノンポリの川本はバイトで疲れて寝ていた。丸根女史は当然安保闘争のデモ隊の中にいた。「静かだわ、まるで百年もたってしまったみたい」
日活名物、というか笹井英男プロデューサー名物、エレキ歌謡映画の一作で、前作『二人の銀座』が好評だったらしく、こんどはカラー映画に格上げされた
なんとなく難病メロドラマだろうという印象しかなく、全くマークしていなかったが、何気なくアマプラに入っている(!)のでいちど観ておくかと観始めると、途中から姿勢を正して観ることになりました。という隠れた傑作。明らかに早すぎた、攻めすぎた女性…
さすがに難しい。。。正直な第一印象はそんな感じ。いきなり「えんかんのことわり」と言われてもですよ。「円環の理」と書きますけど、なんと説明すればいいのやら??
物語のテーマとしては、確かに浄土宗や浄土真宗の考える阿弥陀如来のイメージが確実にあり、原作者&脚本の虚淵玄はSF的な思考実験のすえ、意識せずにそうなったものと思われる。でもなんだか懐かしい展開で、小松左京とか光瀬龍とかのSF小説を思い出します…
しろばんば芦川いづみAmazon 基本情報 しろばんば ★★★ 1962 スコープサイズ(白黒) 101分 @アマプラ 企画:大塚和 原作:井上靖 脚本:木下惠介 撮影:山崎善弘 照明:熊谷秀夫 美術:松山崇 音楽:斎藤高順 監督:滝沢英輔 感想 ■井上靖の有名な自伝小説…
大幹部 無頼 ★★★☆ 渡哲也の出世作で看板シリーズ、無頼シリーズの第二作。第一作が『「無頼」より大幹部』で、二作目が『大幹部 無頼』というタイトルで、わかりにくいことこの上ない。
映画封切り時には、原作、脚本、監督が女性ですよというのが惹句で、女性観客に訴求することが企画意図だったようだ。とはいえ、全盛期の和田夏十の脚本なので、単純なメロドラマにはならない。